教員紹介

イメージ論

 本プログラムでは、芸術におけるイメージを対象とすると共に、イメージを理論的、原理的に追求することを目指す。映像や造形芸術はもちろん、書画同源とい う言葉が示すように、言語芸術の中にもイメージの相はふんだんに存在している。授業では、様々な時代の芸術イメージ、ジャンル相関的なイメージ、種々の テーマにそったイメージ、イメージの理論、等々を学んでいく。

大石雅彦

大石雅彦 (Masahiko OISHI)

専門分野

近・現代美術論、映画論、モダニズム・史的アヴァンギャルド論、エロティシズム論、ポストモダニズム論

「イメージの記号論」(学部ゼミ)

イメージを伝達する記号の特性を考える―
これが目標。とはいえ、概念のイメージなどといわれたときは、いったいこれは何なのか、と正直考えあぐねます。錯綜したイメージ記号の密林を、思う存分さまよいましょう。

「欧米美術の90′」(大学院講義)

90年代の欧米美術の特性を探る。

「芸術の形式化―ロシア・アヴァンギャルド芸術の場合」(大学院演習・講義)

芸術の形式化という現象を、ロシア・アヴァンギャルド芸術にさぐるとともに、ロシア・アヴァンギャルド芸術研究の現在にもふれる。

丹尾安典

丹尾安典 (Yasunori TANO)

専門分野

絵でも彫刻でもデザインでもマンガでも、視覚イメージになんすることは何でも引き受けます。自分にとって大事なイメージに向きあって、それを真摯に考えよ うとする姿勢さえあるならば……。

「イメージ論」(学部ゼミ)

君たちが何をたべたいのか、何がたべたくないのか、そんなことをこれから観察してみようと思っています。その上で、君たちに必要な栄養を供給できればと考えています。
だから、いまはどんなゼミ料理にするか、ヒ・ミ・ツ。

「視覚表象研究」(大学院研究指導)

具体的な研究指導は、学生の執筆論文の添削指導、あるいは口頭発表のありかた、パワーポイントやハンドアウト作成のありかたに対する指示といったところが、それと同時に何のために視覚表象研究を遂行するのかについての認識を深化させること、学生個々人の生き方と研究との接合をかなえることなどが、できるように指導する。修士課程においては、とりわけ研究をすることの意味を、それぞれに思うことが大事なので、この点に指導の重点を置く。

千葉文夫

千葉文夫 (Fumio CHIBA)

専門分野

モダニズムとアヴァンギャルドを中心とする芸術論、バルトのイメージ論、ドゥルーズの映画論

「イメージ哲学」(学部ゼミ)

絵画、写真、映画、広告などすべてにかかわるイメージなるつかみどころのない対象へのアプローチに必要な理論武装をおこなうためのゼミ。
ベルクソン、ドゥルーズ、バルトなどの著作の検討からイメージ人類学の基礎まで。

「イメージ学の構築1―メディア・身体・イメージ」(大学院講義)

美術、映画、写真などの領域を横断するイメージ研究の方法論を検討する。

「イメージ学の構築2―イメージ・運動・時間」(大学院講義)

メディア・身体・イメージの三つの項目にかかわりの考察を踏まえて、イメージ、運動、時間の関係を問い直す。関連する基本的文献の把握と読解をおこなう。

橋本一径 (Kazumichi HASHIMOTO)

専門分野

表象文化論。写真や映画などの様々な媒体を、「イメージ人類学」の観点から研究しています。イメージと人類との本質的な関わりについて考察するのが「イメージ人類学」です。その試みのひとつである拙著『指紋論』では、「指紋」の歴史を、「私は誰なのか」すなわち「アイデンティティ」のイメージの歴史的な変遷のなかに位置づけ直すことを目指しました。

「イメージ分析」(学部ゼミ)

イメージと「恐怖」の関係を分析します。と言っても単に「ホラー映画」や「怖い絵」について分析するというわけではなく、「恐怖」とはそもそもイメージとしてこそ私たちのもとに到来するのではないかという仮説を、様々な観点から検証することを目指します。イメージは西洋的思想の伝統においては「現実」の模倣と見なされてきましたし、今日でもイメージという語はしばしば、現実よりも劣る「偽りのもの」を指して用いられています。しかし「恐怖」がそもそも「イメージ」なのだとすれば、「イメージ」は「現実」よりもはるかに恐ろしい体験を私たちにもたらすこともあると言えるのではないでしょうか。甘く見るとイタい目に遭うもの、それが「イメージ」なのです。

更新情報

2016.04.13
2016年度春期・秋期の時間割を更新しました。

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